分析対象データベースの設定

  1. ツールバーの[分析設定]ボタンをクリックするか、メニューの[設定(A)]→[分析設定(S)]を順にクリックします。
  2. 分析設定一覧の画面が表示されます。
  3. 新しい設定を行う場合は[新規設定]ボタン、既存の設定を変更する場合は、目的の分析設定名を選択して、[設定変更]ボタンをクリックし、設定画面を開きます。
    既存の設定を複製してそれをもとに新しい設定を行う場合は、[設定コピー]ボタンをクリックしてください。
    設定を削除するには、削除する分析設定名を選択した後、[削除]ボタンをクリックしてください。
    設定変更の場合、目的の分析設定名を直接ダブルクリックして設定画面を開くことも出来ます。

  4. 分析設定名を入力してください。
    画面のような分析設定の画面が表示されたら最初に分析設定名を入力してください。
    この分析設定名は、他の設定との識別に利用されますので他の名称と重複せず、内容のわかりやすい名称をつけてください。
    ※分析設定名は、入力必須項目です。

  5. データベース設定
    最初にRFM分析の対象となるデータベース種別を一覧から選択してください。

    Access2000-2003(*.md*)
    Access2007-2013(*.accd*)
    SQL Server(NT認証)
    SQL Server(SQL Server認証)
    Oracle
    MySQL(ODBC)

    選択したデータベース種類によって、データベースに接続するために必要な項目が異なりそれぞれ必要な入力項目が表示されます。
    表示された入力項目に、正確な情報を入力してください。

    Access2000-2003(*.md*)ファイル名
    パスワード
    Access2007-2013(*.accd*)ファイル名
    パスワード
    SQL Server(NT認証)サーバー名
    データベース名
    SQL Server(SQL Server認証)サーバー名
    データベース名
    ユーザーID
    パスワード
    Oracleサーバー名
    ユーザーID
    パスワード
    MySQL(ODBC)サーバー名
    データベース名
    ユーザーID
    パスワード

    パスワードは、入力必須項目ではデータベースの接続に必要な場合に入力してください。
    ※パスワードは最長48文字までに制限されています。

  6. 分析種別
    BitRFMは、RFM分析とデシル分析に対応していますので、行う分析を選択してください。
    片方だけでなく、両方選択することもできます。
    デシル分析を選択すると、画像のような確認ダイアログが表示されますので、作成するときは「はい(Y)」、作成しないときは「いいえ(N)」をクリックしてください。
    「はい(Y)」をクリックすると、データベースにデシル分析に必要なテーブルが作成され、フィールドが自動的にテーブル・フィールドのタブにセットされます。

  7. RFM値出力先(※RFM分析を選択した場合
    RFM分析の結果を出力するテーブルを指定してください。
    両方、または、どちらか一方のテーブルを選択する必要があります。
    顧客マスターテーブル
    結果出力テーブル
    結果出力テーブルを選択すると、画像のような確認ダイアログが表示されますので、作成するときは「はい(Y)」、作成しないときは「いいえ(N)」をクリックしてください。
    「はい(Y)」をクリックすると、データベースにRFM分析の結果出力のためのテーブルが作成され、フィールドが自動的にテーブル・フィールドのタブにセットされます。

    顧客マスターテーブルを選択した場合は、テーブルやフィールの生成は手作業で行なう必要があります。

  8. ランク出力先(※RFM分析を選択した場合
    ランクを出力するテーブルを指定してください。
    RFM値の出力先に指定されているテーブルのみ選択することができます。
    両方、または、どちらか一方のテーブルを選択する必要があります。
    顧客マスターテーブル
    結果出力テーブル

  9. 分析期間(始点)(※RFM分析を選択した場合
    この項目は、通常は設定する必要はありません。
    未入力の場合、データベースのすべてが分析対象となります。
    データベースのデータがある時期まで分析に適さない状態である場合に分析可能な時期を指定することで、その指定日以前のデータは分析対象から除外され、指定した日付け以降のデータのみが分析対象となります。
    たとえば、2010/01/01のように西暦で入力してください。

  10. 出力オプション(※RFM分析を選択した場合
    データベースにフラグを出力するためのオプションです。
    たとえば、Rが5だけの顧客などの条件を指定してこの機能を使えば、データベースのフラグ出力先として指定したフィールドにフラグを出力することができます。

  11. テーブル・フィールドのタブを選択してください。
    選択した分析種別によって必要なテーブルとフィールドが異なリますが、入力可能な状態の項目は全て適切なテーブルやフィールドを選択してください。
    適切なテーブルやフィールドがない場合は、作成する必要があります。

    Access・Excelを利用する際の注意事項

    Microsoft Office 2010以前のバージョンがインストールされていないパソコンにMicrosoft Office 2013をインストールした場合、テーブル名を選択しようとしたときに下記のエラーメッセージが表示されます。


    お使いのパソコンに'Microsoft.ACE.OLEDB.12.0' プロバイダーがインストールされていないことが原因で、こののエラーを解消するには、マイクロソフトのMicrosoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネントのページから下記のファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

    AccessDatabaseEngine.exe

    AccessDatabaseEngine_X64.exeとAccessDatabaseEngine.exeの2種類のファイルがありますが、Windowsが32bitか64bitかにかかわらずAccessDatabaseEngine.exeをダウンロードしてください。

    ※マイクロソフトのMicrosoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネントのページURLは変更になる場合があります。

    □顧客マスターテーブル
    顧客名、住所等が記録されているテーブル
    マスター側リンクフィールド
     購買履歴テーブルと関連付けされているID等のフィールド
    顧客名フィールド
     テキスト型フィールド
    RFM出力フィールド
     BitRFMが、RFM値を出力する数値型フィールド
    ランク出力フィールド
     BitRFMが、ランクを出力するテキスト型フィールド
    フラグ出力フィールド
     BitRFMが、RFM値によりフラグを出力するフィールド

    □購買履歴テーブル
    購買日、購買金額、商品などのデータが記録されているテーブル
    履歴側リンクフィールド
     顧客マスターテーブルと関連付けされているID等のフィールド
    購買日フィールド
     購買日が記録されている日付/時刻型のフィールド
    購入金額フィールド
     購買金額が記録されているフィールド

    □結果出力テーブル
    RFM分析値を出力するための専用テーブル(※RFM値出力先で結果出力テーブルを選択した場合のみ
    リンクフィールド
     顧客マスターテーブルと関連付けするためのID等のフィールド
    設定名ID出力のフィールド
     分析設定名を識別するためのフィールド
    分析日記録フィールド
     分析した日付を登録するための日付/時刻型のフィールド
    RFM出力フィールド
     RFM値を出力するための数値型のフィールド
    ランク出力フィールド
     ランクを出力するためのテキスト型のフィールド

    デシル分析出力テーブル
    RFM分析値を出力するための専用テーブル(※デシル分析を選択した場合のみ
    設定名ID出力のフィールド
     分析設定名を識別するためのフィールド
    分析日記録フィールド
     分析した日付を登録するための日付/時刻型のフィールド
    期間開始日出力フィールド
     デシル分析の期間を出力する日付/時刻型のフィールド
    期間終了日出力フィールド
     デシル分析の期間を出力する日付/時刻型のフィールド
    デシル区分出力フィールド
     デシル分析の区分を出力するための数値型のフィールド
    顧客数出力フィールド
     デシル分析の区分ごとの顧客数を出力するための数値型のフィールド
    購買額出力フィールド
     デシル分析の区分ごとの購買額を出力するための数値型のフィールド
    構成比率出力フィールド
     デシル分析の区分ごとの構成比率を出力するための数値型のフィールド(小数点が出力可能なデータ型)
    累積比率出力フィールド
     デシル分析の累積構成比率を出力するための数値型のフィールド(小数点が出力可能なデータ型)

    設定例(RFM分析・デシル分析をそれぞれ結果出力テーブルに出力する場合)

引き続いて分析条件及びランクの設定を行ってください。