データファイル準備(MySQLの場合)

次の点に注意してファイルを用意してください。

  1. ODBCの設定

    MySQLをご利用いただくには、MySQL用のODBCドライバがインストールされている必要があります。
    http://dev.mysql.com/downloads/connector/odbc/

    ODBCドライバーには、32bitと64bitがありますが、32bitをダウンロードしてインストールしてください。
    64bit版のODBCドライバーでは、接続することができません。

    尚、Windows7の64bit版の場合は、「ファイル名を指定して実行」に C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe と入力して設定を行ってください。
    「ファイル名を指定して実行」は、スタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリの中にあります。

    また、送信設定時に必要なODBCデータソース(DSN)をあらかじめ設定しておく必要があります。

  2. 既存データベースのチェック

    既に顧客管理等をMySQLで行っている場合は、まずBitMailPROでメールを送信するために必要なフィールドがあるかどうかを確認してください。

    既存のMySQLに必要なフィールドがある場合は、データベースには何も手を加えることなくBitMailPROでメールを送信することができます。

  3. フィールドが足りない場合

    必要なフィールドがない場合や不足している場合は新たにフィールドを追加してください。

    フィールドの追加は、顧客管理等の既存の機能に影響を及ぼす可能性もありますので、安易に追加せず既存システムの管理者の方に相談して行ってください。



BitMailPROが動作するために必要なフィールド

データの種類 データ型 説明
ID int BitMailPROが送信先を識別するために使用しますので、重複のない連番の数値データ(整数値)としてください。
送信チェック tinyint 送信先データファイルのリストの中で、この送信チェックのフィールドが選択されているレコードのみメールが送信されます。
つまり、メールを送信するかしないかを判別するためのフィールドです。
氏名 varchar BitMailPROは、メールをパーソナライズして送信するためのソフトウェアとして開発されていますので、氏名のフィールドは必須となっています。
氏名を使用しない場合でもフィールドだけは用意してださい。
メールアドレス varchar メールを送信する宛先ですので必須となります。

必須ではないがあると便利なフィールド

データの種類 データ型 説明
テスト送信チェック tinyint 実際に送信を行う前にこのフィールドにチェックされた人だけにメールを送信することができます。
プレビューではなく実際にメーラーで受信してメールを確認する場合にご利用いただけます。
送信除外チェック tinyint このフィールドが選択されていると、先の送信チェックのフィールドが選択されていてもメールは送信されません。
メールを送信したくないメールアドレスに設定しておくと、誤ってメールを送信してしまうといったミスを防止することができます。