データファイル準備(Accessの場合)

  1. 既存データベースのチェック

    既に顧客管理等をAccessで行っている場合は、まずBitMailPROでメールを送信するために必要なフィールドがあるかどうかを確認してください。

    既存のAccessに必要なフィールドがある場合は、データベースには何も手を加えることなくBitMailPROでメールを送信することができます。

    該当するフィールドが存在する場合でも、フィールド名にSQLの予約語が使用されていたり、スペースやハイフン、記号文字、括弧などが使用されている場合フィールド名を変更しないとご利用いただけない場合があります。
    フィールド名を変更すると顧客管理等の他の機能に影響する場合がありますので、新たにフィールドを追加することも検討してください。

  2. フィールドが足りない場合

    必要なフィールドがない場合や不足している場合は新たにフィールドを追加してください。

    フィールドの追加は、顧客管理等の既存の機能に影響を及ぼす可能性もありますので、安易に追加せず既存システムの管理者の方に相談して行ってください。

  3. 新たにAccessでデータファイルを作成する場合

    既存のシステムが利用できない場合やBitMailPROが参照可能なデータベースでメールアドレスが管理されていない場合は、Accessで新規データベースを作成することをお勧めします。

    お使いのパソコンにAccessがインストールされている場合は、BitMailPROのインストールされたフォルダにsample.accdbがありますので、それをベースに改良するか新規に作成してください。

    お使いのパソコンにAccessがインストールされていない場合は、BitMailPROのAccessがインストールされていないパソコンでもAccess形式のデータベースファイルを作成する機能をご利用ください。

    Accessファイルの新規作成機能

    新たにデータベース作成できたら、送信先のメールアドレス等を入力する必要があります。
    データベースにデータを入力する方法としては、Accessが有る場合はフォームを作成し手入力することもできますが、Accessがない場合はBitMailPROから直接手入力することも可能です。

    また、CSV形式のファイルをAccess形式のファイルにコンバートする機能がBitMailPROにありますので、その機能を使えば簡単に大量のデータをデータベースに追加することができます。
    是非、ご利用ください。

    CSV形式ファイルのコンバート機能



BitMailPROが動作するために必要なフィールド

データの種類 データ型 説明
ID オートナンバー BitMailPROが送信先を識別するために使用しますので、重複のない連番の数値データ(整数値)としてください。
送信チェック Yes/No型 送信先データファイルのリストの中で、この送信チェックのフィールドが選択されているレコードのみメールが送信されます。
つまり、メールを送信するかしないかを判別するためのフィールドです。
氏名 テキスト型 BitMailPROは、メールをパーソナライズして送信するためのソフトウェアとして開発されていますので、氏名のフィールドは必須となっています。
氏名を使用しない場合でもフィールドだけは用意してださい。
メールアドレス テキスト型 メールを送信する宛先ですので必須となります。

必須ではないがあると便利なフィールド

データの種類 データ型 説明
テスト送信チェック Yes/No型 実際に送信を行う前にこのフィールドにチェックされた人だけにメールを送信することができます。
プレビューではなく実際にメーラーで受信してメールを確認する場合にご利用いただけます。
送信除外チェック Yes/No型 このフィールドが選択されていると、先の送信チェックのフィールドが選択されていてもメールは送信されません。
メールを送信したくないメールアドレスに設定しておくと、誤ってメールを送信してしまうといったミスを防止することができます。

  それでは送信設定を行いましょう



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